▼▼呑んでみたい貴重な日本酒!▼▼
花酵母を使用した貴重な日本酒「青煌」
これが意外と最初が肝心なんです。
工事関係や備品設備などが先で、実際は酒の仕入先の検討は一番後回しになっているのが現状ではないかと思います。
その為、その段階になると精力を使い果たしてしまい妥協してしまいがちです。
開店時にビールサーバーや備品などの提供を受けたりしたら、それこそ借りが生じて簡単に仕入先を変えられないのです。
万が一先々になって酒屋を代えることになると、よほど酒屋の方に落ち度が無い限り客を取られたということで、取られたと思う酒屋は代えた先の酒屋に対して報復行動に出ます。
商売が軌道にのって繁盛店にでもなってればなおさらです。
たまたま付き合ったのが大手の酒屋で、代わった先が小規模だと大変な騒ぎになってしまいます。サービスも良さそうなので本当は変えたくて相思相愛になっても、小さな酒屋はとたんに尻込みしてしまいます。
ほんと何だかどこかの怖い社会みたいです。
ですから、付き合おうとしている酒屋の状況を充分頭に入れて検討する必要があります。
いざ検討に入ると、大抵は前職の店と同じにするか、知り合いの店の経営者に聞くとか、ビールメーカー(アサヒ、サッポロ、サントリー)に直接に問い合わせるなどしていました。
時には店の開店工事の最中に飛び込み営業で酒屋の営業マンが来るケースもあります。
このケースは不動産屋と酒屋が日常的にテナント情報を共有しあっており、それを聞きつけて来るというのが大半ですね。
又、テナントととして入った店のビルオーナーが、酒屋なので仕入れが条件というケースもあります。
そろそろ本題に入ります。
それでは実際に酒屋の営業マンと交渉時のポイントはどうしたら良いかです。
@どのような形で来たのか?
●ビールメーカーからの紹介で来た。
たまたま電話を取った人の担当酒屋に話を持っていくことがある。
会社として出店エリアの大手酒屋を紹介するようになっている。
自分はここにしたいと言う意見を聞いてくれるか?
●紹介してもらった(同業他店経営者、酒業界を知る友人・人物)
このケースは現在関係者の取引しているところに限定されることがある。
どうしても関係者間の利害関係が出ることがある。
●飛び込みで来た
不動産屋から話があったのか?
飛び込みのきっかけは何だったのか?
●自分で探した酒屋の営業マン
特に日本酒、ワイン、焼酎など業務店にはないもので小規模酒屋が多いが、専門的で良い商品持っているところが多い。
Aどこをポイントにするか?
●配送ルートはちゃんと持っているか。
持ってないと代配業者にまかせて話がちゃんとつながらないことが多い。
●強みのジャンルは? 和酒? 洋酒? ビール? 焼酎? すべて?
業務用小売はほとんどがナショナルブランド中心で販売します。
ナショナルブランドは管理が楽です。
日本酒のように火入れしてないデリケートな商品は冷蔵管理がすべてです。
しっかりした酒蔵は、冷蔵管理をしていない、輸送上ずさんな業務用酒販店に卸すのを嫌います。
B 担当者のスキル は?
●出来れば営業担当の上司と会う。
●会社訪問をして見る。(会社の雰囲気や倉庫や日本酒の保管)
●仕入れている他店はどこか聞いてみる。そこから評判は聞く。
教えたがらないのは問題がありそうか、余り持っていないということ
C取引条件は?
●ここんとこは個別には言えませんが、業務用となればやはり貸し倒れが多いためいろんな条件が厳しいと思います。
年末から年始にかけ突然夜逃げ同様いなくなったというケースを聞くと、酒屋としては当然かも知れません。保証人も必要となります。
ちゃんと、キッチリ支払いをすれば問題のないことです。
しかし、こういうこともあります。
苦しい時の支払は“いいですよ、いいですよ、待ちますよ”と言ってくる酒屋もあります。これに甘えていると突然支払を求めてきて払えないと店の権利を奪ってしまうところもあるようです。
条件はキッチリ検討し、支払いはキッチリが肝要です。
▼▼次は酒屋の選び方についてとなります。▼▼
"酒屋の選び方"