加えて日本酒や焼酎やワインなどに特化した専門の酒屋さんの台頭などで状況が大変厳しくなって来ております。
又、近年直接ネットで仕入れる料飲店も増えて深刻さも複雑化しています。
業務用小売の強みは配達することにありますが、配達要員の採用が難しくなって経営に圧迫を加えています。
酒屋の配達はいわゆる3Kと言われる職種でなり手もいなく、離職率が高いのが現状です。
結果、外部の運送会社に委託する会社が増えてきております。
ちょっと内情を言うと昔は会社の寮に安い家賃で住まわせてくれることもあって、少し問題を抱えた人が多くいました。
今もどこの会社を見ても配達の人は、なんとなくこわもての人が多いようですね。
そんなわけで廃業に向かう会社も少なくありません。
業務用小売の会社の資産は半端でないところが多く不動産や資産を一般小売の比較にならないほど持っています。
こちらもマンション経営やビルオーナーに鞍替えするところが多いのです。
まあ、こちらも羨ましい限りです。
2020年に入って新型ウィルス感染症が世界中に蔓延拡大しました。
日本も大パニックになり、あらゆる分野で影響を受けております。
飲食店も大打撃を受けております。当然ながら業務用酒屋さんも深刻な状況になっています。