酒屋のあれこれ|飲食店開業にぴったりな酒屋を探そう!




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 酒屋のあれこれ

 
まず、酒屋について話しますとざっと次のようになります。
 

酒屋には一般小売と業務用小売


酒屋には一般小売と業務用小売があります。
いずれも酒販免許制度で、メーカー→卸→小売→消費者といった流通となります。一般小売の対象はいわゆる一般消費者で、業務用小売は料飲店を対象に販売します。

 
一般小売には業務用としての機能を持っているところもあります。
 
卸も料飲店に販売しているところもあります。
 
業務用小売は日本全国をみても数は多くなく200社あるかないかです。
 
関東近県の有力業務用小売は約40社近くあります。
 
30年ほど前には大小80社近くありましたが、廃業やら合併や倒産などで半減しております。
 
業務用小売はもとともと昔は一般小売をやっていた店がほとんどです。
 
メーカーや問屋が販路拡大のため、経営者が元気そうな店や後継息子が高学歴で成長が見込めそうなところを口説いてリベート・販促など手厚くし、業務用販売に育て上げたわけです。
 
しかし、現在は一般小売も業務用小売も経営が大変苦しい時代となりました。
 
2007年頃の構造改革・免許規制緩和でスーパーやコンビニが酒の販売を始めるようになりました。
 
さらにネット販売の台頭(酒蔵のネット販売も含め)で競争がますます激化しました。
 
 
そんなわけで一般小売の酒屋さんは、廃業に追われるところが続出しております。一昔前は免許そのものが高く売れましたが、今では二束三文となってしまいました。
 
私の住んでいる商店街には15年ほど前には酒屋が3軒ありましたが、今は1軒もありません。まあ、それでも酒屋さんは昔は儲かっていたのでしょう、不動産を持っているところが多く、マンション経営やビルオーナーに鞍替えするところが多いです。
 
ほんと羨ましい限りです。
 
一方、業務用小売はというと、ビールメーカーのリベート制度の見直しで環境が一変しました。
 
さらに、ライフスタイルの変化(外飲みの減少)、少子高齢化の影響(若者のアルコール離れで)消費量が年々減少してきております。
 

 
加えて日本酒や焼酎やワインなどに特化した専門の酒屋さんの台頭などで状況が大変厳しくなって来ております。
 
又、近年直接ネットで仕入れる料飲店も増えて深刻さも複雑化しています。
 
業務用小売の強みは配達することにありますが、配達要員の採用が難しくなって経営に圧迫を加えています。
 
酒屋の配達はいわゆる3Kと言われる職種でなり手もいなく、離職率が高いのが現状です。
 
結果、外部の運送会社に委託する会社が増えてきております。
 
ちょっと内情を言うと昔は会社の寮に安い家賃で住まわせてくれることもあって、少し問題を抱えた人が多くいました。
 
今もどこの会社を見ても配達の人は、なんとなくこわもての人が多いようですね。
 
そんなわけで廃業に向かう会社も少なくありません。
 
業務用小売の会社の資産は半端でないところが多く不動産や資産を一般小売の比較にならないほど持っています。
 
こちらもマンション経営やビルオーナーに鞍替えするところが多いのです。
 
まあ、こちらも羨ましい限りです。
 
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2020年に入って新型ウィルス感染症が世界中に蔓延拡大しました。
 
日本も大パニックになり、あらゆる分野で影響を受けております。
 
飲食店も大打撃を受けております。当然ながら業務用酒屋さんも深刻な状況になっています。

 

▼▼次は酒屋からの仕入れについてお話ししたいと思います。▼▼

 
酒屋からの仕入れについて

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